輸入ビジネスは、もっとワガママになった方が良い!?
偶然なのか何なのか、ここ最近ユーミンこと松任谷由実さんをTVで何度かお見掛けしました。昔から大好きなアーティストなので私的にはユーミンのTV出演は大歓迎です!そんな中、偉大なユーミンがTVでとても興味深い話をしていました。
ユーミンの曲の中には、店名や地名など多くの固有名詞が使われていたり、その時の状況やシーンの描写がすごく細かくて具体的なことが、ユーミンの歌詞の特徴ではないかと思います。その細かい描写から風景やシーンがスッと目に浮かび、それがストーリーとなって一気にユーミンの世界観に引き込まれます。その細かいピンポイントの描写はある特定の人にだけ刺さると思われがちですが、実は全く逆とのこと。
ユーミンの話では、実体験や見聞きした他人のエピソード等をベースに、歌詞を掘り下げれば掘り下げるほど、もしかして『これ私のことかも?』と何かを想像して、共感する人が増え逆に広がっていくそうです。絞り込めば絞り込む程より多くの人が反応するという逆作用が働くのだから不思議ですよね。
ユーミンの歌詞から学ぶ輸入ビジネスについて
実は、このユーミンの歌詞の話は輸入ビジネスにも活用することができます。
例えば輸入ビジネスにおいて、どんな商品を探せば良いのか、どの商品を選ぶのがベストか、情報量が膨大にある中で、どんな情報を拾って、どう絞り込むべきか、これは多くの人にとって大きな悩みの種です。実は、『選ぶ』、『絞り込む』ことは極めて難しい作業なのです。
そいう言った点では、ユーミンの歌詞はユーミン独自の世界観が鮮明で、内容が具体的かつ絞り込まれていますよね。そして、その世界観にはブレがなく、一貫性があります。
何かを選んだり、絞り込むには、一貫性を保つために、そこに何らかの判断基準や軸が必ず存在します。輸入ビジネスで商品を選ぶ時、あなたは判断基準や軸をどこに置いていますか?
・今ヒットしている、流行っている
・多くの人が欲しがりそう
・価格的に売れやすそう
色んな判断基準がありますよね。どれも間違いではありません。でも実はこれ、全て自分の価値基準ではないんですよね。自分が良い、自分が欲しいと思う、自分軸にフォーカスしているのではなく、他人がどう思うか、どう反応するかという他人軸を意識した判断となるため、一貫性がなく、常に軸がブレてしまいます。
輸入ビジネスでは、わざわざ高いリスクを背負って海外から商品を輸入するワケですから、他人軸に振り回されて、しかも儲からないビジネスでは挑戦する意味も価値もありません。
輸入ビジネスは、もっとワガママになった方が良い理由
折角、輸入ビジネスに挑戦するのであれば、自分軸で、もっとワガママに、自分が面白い楽しいと思える、自分の好きを追求したこだわりの商品で、利益率の高いビジネスにした方が絶対に上手く行きます。
誰にも見向きもされないかも知れない細部へのこだわりや、最新技術を導入した究極の逸品、職人技や作り手の想い、商品誕生のストーリーなど分かる人にだけ分かれば良い…くらいにまでワガママで、自分軸に振り切ってみると、先程のユーミンの話ではないですが、「こういうのを待っていた!」、「これ、まさに私のための商品かも!?」と、その価値や世界観に共感した人たちが増えて、逆にファン層が広がるのです。
ワガママな輸入ビジネスは成功するのか?
とは言っても、そんなに絞り込んで全く売れなかったらどうするんだ!?と心配になる気持ちも分かります。ですが、大企業でもない限り何万個、何百万個もまとめて販売する必要はありませんよね。
不特定多数ではなく、特定の顧客にピンポイントで刺されば、そこから優良なファン層が広がります。輸入ビジネスではワガママに、絞り込めば絞り込む程、より多くの人が反応するという逆作用が働くのですから、その原理を上手く利用して成功しない手はないですよね。
それでも、これから輸入ビジネスを始めるにあたり、どの商品を選べば良いのか分かない、いつまで経ってもスタートが切れない、方向性に迷いがある…などスタート時に多くの悩みを抱えている方は沢山います。私は、輸入ビジネスを単なるお金儲けの手段ではなく、自分なりのこだわりを持って楽しみながら挑戦したいという方のお力になりたいと思っています。
そこで、私のこれまで20年以上に渡り専門商社で輸入事業に携わり、商品企画開発やバイヤーとして蓄積してきたリアルな目利き&商品選びの知識や経験等をまとめたスペシャルな一冊、2022年度版 輸入ビジネスの最新トレンドを分析したマニュアルを特別無料でお届けしています。ご興味ある方は、是非受け取ってくださいね。
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自分だけが扱える海外商品の直接取引をコーディネートする貿易戦略コンサルタント。
中小の専門商社及び輸入車インポーターにて20年間に渡り、15ヵ国・100社以上の海外企業との交渉や売買・独占販売契約の締結、貿易実務、国際物流など海外業務全般に携わる。また、米国ラスベガスでの就労経験も持つ。
言語の壁、貿易の経験や知識不足等により海外ビジネスに積極的に取組めない中小企業が商社に頼らず、直接取引を実現するための支援サービスを提供している。
2019年4月より(公財)横浜企業経営支援財団にて横浜市企業のための国際ビジネスマッチングや海外展開も支援中。
2020年4月より(一社)Glocal Solutions Japan 認定専門家 「貿易戦略コンサルタント」として活動中。