失敗は最初から決まってる！？ 輸入商品の選び方

誰だって失敗はしたくない！

 

最初から失敗することを前提に、

新しいことに挑戦する人なんていません。

 

そこは当然、成功するであろうことを

想定して挑戦するワケですし、

特に輸入ビジネスとなると

海を隔てた国との輸入貿易となりますので

夢や浪漫で溢れています。

 

日本ではまだ見たことがない

お洒落でセンスが良い

異国の文化が漂う

最新の技術や性能を搭載している

など、ワクワクさせる商品が

世界中に星の数ほど存在します。

 

ところが、こんなに沢山のキラキラ輝く

宝の山を目の前にしながら、

輸入ビジネスが上手くいかない人が

沢山いるのも、残念ながら事実です。

 

では、上手くいく輸入ビジネスと

上手くいかない or 失敗しやすい

輸入ビジネスの違いは何なのでしょうか？

 

まず、最も大きな違いは

選んだ「商品」にあります。

 

輸入ビジネスは物販ですので、

モノを売るビジネスモデルです。

つまり、取り扱う「モノ（商品）」によって

期待できる利益もリスクも

ある程度決まってきます。

 

そこで、過去20年以上に渡り、

世界中のあらゆる輸入商品を目利きし、

独占販売権を獲得してきた私の経験から、

「私だったら、まず選ばない」

特に、輸入ビジネス初心者や

小資金で始める人にとっては

かなりハードルの高い商品を

今日は取上げてみたいと思います。

 

 

ビジネス初心者や小資金で始めると失敗しやすい輸入商品とは？

 

ところで、「SKU」

という言葉を聞いたことありますか？

 

SKUは流通における業界用語で

Stock Keeping Unitの略称です。

何かというと、在庫管理をする際の

商品の最小識別単位のことです。

 

もう少し分かりやすく説明すると、

同一の商品を

 

・　サイズ

・　カラー

・　種類

 

などで区別し、在庫管理を行う時の

最低の管理単位のことです。

 

ハッキリ言って、このSKUが多い商品は、

管理が難しいため、かなり苦戦します。

 

例えば、靴やアパレル商品は

SKUの多い商品の典型例です。

１つの型の靴を取り扱うにしても

女性用であれば、通常は

22.5～24.5cmまで0.5cmピッチで

5サイズ取揃えることになります。

そこに、3色展開となると

 

5サイズｘ3色＝15点（SKU）

 

つまり、わずか１つの型で

商品が15種類にのぼり

その分の在庫を抱えることになります。

 

それなのに、販売する際には

１つの型として扱われてしまいます。

靴屋さんが１つの型の靴しか販売しない

なんて普通は考えられませんよね。

 

そこで、デザインの異なる10モデルを

揃えたとすると、

 

15SKU x 10型 = 150点（SKU）

 

となります。

10種のデザインの靴を5サイズで

3色展開するとなると

最低150個の在庫が必要ということになります。

 

しかも、150個の在庫があっても

各モデル、各サイズ、各色で

１足ずつしかありませんので、

すぐに在庫は欠品や歯抜け状態になります。

 

 

 

膨大なSKUを管理するには

かなりのマンパワーと在庫管理システムが

必要になります。

 

また、物販ビジネスの一番のネックは

在庫を持つことです。

そして在庫を持つということは

資金が一時的に滞ることになりますので

キャッシュフローに影響します。

 

だから、上手に在庫と付き合わないと

事業の存続自体が危ぶまれます。

 

 

小規模の物販ビジネスを成功に導くには？

 

そこで、

★　豊富な型（ラインアップ）を揃え

★　在庫数を抑えながらも

★　欠品を防ぐ

 

ことを考えて商品を選ぶ必要があります。

 

これは小規模の物販ビジネスを

成功に導くために重要な要素であり、

１つの型でSKUの多い商品は、

在庫数や資金繰り

欠品を防ぐための管理という点において

成功要因とは逆行するものです。

 

例えば、ユニクロのような

資金力がある大手企業であれば

膨大なSKUを上手く管理しながら

幅広い顧客層を囲い込み

しっかり利益率の高いビジネスを

実現することも可能ですし、

実際、他にもそういう企業は

たくさん存在します。

 

でも、資金力の乏しい

ひとり社長や小規模事業には

SKUの多い商品はそもそも向かない上、

ハードルが高すぎます。

好き、お洒落、格好いい、良い♡

といった安易な気持ちで手を出すと、

失敗する確率が高くなります。

 

つまり、大手企業が扱う商品と

小規模・個人が扱うべき商品は

全くの別物なのです。

 

でも、ガッカリしないでくださいね。

SKUの多い商品は難しくても

ひとり社長や小規模事業にとって

有利なフィールドは必ずあります。

 

では、ひとり社長や小規模事業では

どんな商品を選べばいいのか？

どうやってビジネスを組み立てればいいのか？

 

そこは、是非アドバイスを聞きに来てください。

 

 

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