少ない資金でも輸入ビジネスで成功するには?

輸入ビジネスに必要な資金について

 

世界を股に掛ける輸入ビジネスって

格好いいけど、結局のところ

いくらあれば始められるんだろう?

きっと莫大な資金がないと無理だろうな…

 

ウチみたいなひとり社長や個人事業じゃ

大した資金も信用力もないし、

海外企業から相手にされるワケないよな…

なんて鼻から諦めていませんか?

 

それ、大きな誤解です。

昔の株式会社じゃあるまいし

資本金1,000万円ないと始められない

というものではありません。

しかも、法人格や社歴がないから

海外メーカーから相手にしてもらえない

というものでもありません。

 

今は、ベンチャーやスタートアップが

暖かく受け入れられる時代ですので

新たなビジネスにチャレンジしやすい

環境が整っています。

 

そこで、やはり気になるのが

輸入ビジネスにチャレンジする際の

手持ち資金ですよね。

 

手持ち資金が少ないと

当然できることが制限されますし、

いきなり大きな売上を作ることは

難しくなります。

 

 

売上は大きい方が成功なのか?

 

ただ、売上は大きい方が成功か?

と聞かれると、そういう訳ではありません。

 

売上が大きいからビジネスが

上手く行っていて、

売上が小さいから上手く行っていない

ということでは決してありません。

 

実は、ビジネスで重視すべきは

売上ではありません。

売上より遥かに重要なのは

利益や利益率です。

 

例えば、

月商1,000万円の社員2~3名の企業と

月商200万円のひとり会社があったと

しましょう。

どっちの会社のビジネスの方が

上手く行ってそうに見えますか?

 

多分、月商1,000万円の企業の方が

社員もいて、大きい売上を作れているから

上手く行っているように見えますよね。

 

でも、手元に残る利益は同じ100万円。

だとしたら、どちらのビジネスの方が

上手く行っているかと言うと、

間違いなく月商200万円のひとり会社です。

 

月商1,000万円、利益100万円の

企業の利益率は10%

対して、月商200万円、利益100万円の

ひとり会社の利益率は50%

 

大きな売上を作っていても

利益率が低いと手元に残る利益は

ごく僅かです。

 

ちなみに、これは利益率だけの

問題ではありません。

運転資金にも大きな違いがあるのです。

 

例えば、利益率10%で1,000万円の

売上を作るのに必要な仕入資金は

単純計算で900万円です。

 

利益率10%ということは原価率が90%

1,000万円x90%=900万円

が仕入に必要ということになります。

 

900万円もの資金を投入して、

1,000万円の売上を作ったとしても

手元に残る利益が100万円。

ビジネスとして有りか無しか…

経営的な判断はさておき、

随分リスクは高いですね。

 

対して、利益率50%で200万円の

売上を作るのに必要な仕入資金は

単純計算で100万円です。

 

先程と同じ考え方でいくと

利益率50%ということは原価率が50%

200万円x50%=100万円

が仕入に必要ということになります。

 

100万円の資金を投入して、

100万円の利益が手元に残ります。

これならリスク許容できそうですね。

 

同じ100万円の利益を得るのに

900万円もの資金調達が必要な

薄利多売のビジネスと

100万円の資金だけで事足りる

高利少売のビジネス。

比べてみると、利益率が違うだけで

事業に必要な運転資金にも

ずいぶん大きな差が生まれます。

 

つまり、どれだけ大きな資金を回して

大きな売上を作っていても、

肝心の利益率が低いと

表面的には上手く行って見えても

家計は火の車、苦しい状態が続きます。

 

逆に、資金が少なければ少ないなりに

利益率の高い、筋肉質な

高利少売のビジネスを構築することで

ガッチリと利益を確保することは

十分可能です。

 

 

輸入ビジネスだからこそ小資金でも成功できる!

 

海外との取引だから、ついつい

スケールの大きなビジネスを連想して、

大きな資金が必要だと思いがちですが、

実は真逆です。

 

国内で一般流通している

どこででも手に入るありふれた商品を

扱っているだけでは、

高い利益率を確保することはできません。

 

また、参入障壁も低く、

競合他社がたくさん存在するため

高利益率を守り抜くのは至難の業です。

必ずどこかの時点で値崩れし、

利益率は下がりますから、

同じ利益を確保しようとすると

より多くの数量を売らざるを得ないのです。

 

つまり、国内ビジネスだけでは

どうしても薄利多売のビジネスに

辿り着いてしまうのです。

 

ところが、参入障壁の高い輸入ビジネスでは

少ない資金で利益率の高い、筋肉質な

ビジネスを構築し、守り続けることが

できるのです。

 

少ない資金だから輸入ビジネスで

成功できないのではなく、

逆に輸入ビジネスだからこそ

少ない資金でも成功できるのです。

 

限られた資金の中で、

最大限の利益率を確保して

自分にピッタリな高利少売のビジネスを

構築することこそが

輸入ビジネスで成功するための近道です。

 

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