輸入ビジネスで扱うべき商品の見極め方について
今日から11月ですね。早いもので、今年もあと残り2ヶ月となりました。今年は3月から急速に円安が進行し、アッという間に32年振りとなる1ドル=150円を突破するという、激動の1年だったと感じています。まだ2022年は終わってないですけどね…
特に、輸入ビジネスに携わる多くの方は、あれよあれよという間に円安によって仕入値が35%近く値上がりしたので、激動なんて簡単な言葉では言い表せない程のスリルを日々味わい、どこまでも止まらない円安に価格設定が追い付かないという、厳しい現実に直面しています。
どんどん仕入値が上がり続ける中で、
値上したら売れなくなるんじゃないか?
便乗値上げだと世間から叩かれないか?
と不安になった方も多いでしょう。
この場合、
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◆ 価格が高い=売れない
◆ 価格が安い=売れる
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という、思い込みの方程式に振り回されている可能性が高いです。
輸入ビジネスは「売れるか」or 売れないか」ではない!
正直、モノが売れなくなるとビジネスにとっては致命的です。ただ私の考えとしては、ビジネスって単に「売れるか」 or 「売れないか」だけではないと思うのです。「売れる」、「売れない」は単純に結果です。それは白か黒かの二択のような感じです。ところが、白と黒の間には無数のグレーが存在します。もちろんビジネスですから、絶対に売れた方が良いに決まっているので、「売れる」と「売れない」の間には売るための無数の選択肢が存在しているということになります。
つまり、「どうやったら売れるか?」を無制限に考え、選択できるということ。実は、この「どうやったら売れるか?」を徹底的に考え、実行することこそが本来のビジネスだと言えます。
輸入ビジネスなら「どうやったら売れる?」
しかも、単純な物販ビジネスではなく、わざわざ海外から日本未発売の商品を仕入れる「輸入」という、比較的参入障壁の高いビジネスに挑戦しているのであれば、「どうやったら売れるか?」もしくは「誰だったら高くても買ってくれるか?」の選択肢は無数に存在しているし、相当なアドバンテージもあります。そこを無視してしまっては勿体ないですよね。
逆に、輸入ビジネスだからこそ「どうやったら売れるか?」を考えるプロセスを存分に楽むことができます。
輸入ビジネスで扱うべき商品の見極め方
輸入ビジネスで扱う商品を選定する際の見極め方としては、「売れるか」 or 「売れないか」「安いか」 or 「高いか」という単純な二択で判断するのではなく、「どうやったら売れるか?」もしくは「誰だったら高くても買ってくれるか?」を考え、そのプロセスも含めて輸入ビジネスを楽しめるかどうかが1つの大きな判断基準となります。
折角輸入ビジネスをするなら楽しんだ方が絶対に上手く行きます。逆に、「どうやったら売れるか?」、「誰だったら高くても買ってくれるか?」を考えるプロセスにおいて楽しくない、ワクワクしないアイデアが何も思いつかない、自分が売るイメージが湧かないということであれば、その商品は残念ながらあなたが扱うべき商品ではないと言えます。これから10年、20年と輸入ビジネスを継続する上で興味を持てない商品に費やす時間はハッキリ言って無駄ですしモチベーションを維持することはできません。だからこそ、もっと素直に自分の趣味趣向、気持ちが高揚するコトやモノに集中して商品を見極め、選定することが大切ですね。
輸入ビジネスの楽しみ方について
何度も言いますが、商品が「売れるか」 or 「売れないか」、「安いか」 or 「高いか」は単なる結果です。ここだけに集中すると輸入ビジネスに夢や希望はなく、単なる金の亡者となってしまいます。そこから、どうやって売っていくか?誰に売ったら喜んでお金を出して貰えるか?を中心にしてアイデアを捻りだし、プロセスごと楽しむことができる、そんな商品を見つけて欲しいと思いますし、それが輸入ビジネスの楽しみ方だと思います。
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これから輸入ビジネスを始めるにあたり、どの商品を選べば良いのか分かない、いつまで経ってもスタートが切れない、方向性に迷いがある…などスタート時に多くの悩みを抱えている方は沢山います。私は、輸入ビジネスを単なるお金儲けの手段ではなく、自分なりのこだわりを持って楽しみながら挑戦したいという方のお力になりたいと思っています。
そこで、私のこれまで20年以上に渡り専門商社で輸入事業に携わり、商品企画開発やバイヤーとして蓄積してきたリアルな目利き&商品選びの知識や経験等をまとめたスペシャルな一冊、2022年度版 輸入ビジネスの最新トレンドを分析したマニュアルを特別無料でお届けしています。ご興味ある方は、是非受け取ってくださいね。
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自分だけが扱える海外商品の直接取引をコーディネートする貿易戦略コンサルタント。
中小の専門商社及び輸入車インポーターにて20年間に渡り、15ヵ国・100社以上の海外企業との交渉や売買・独占販売契約の締結、貿易実務、国際物流など海外業務全般に携わる。また、米国ラスベガスでの就労経験も持つ。
言語の壁、貿易の経験や知識不足等により海外ビジネスに積極的に取組めない中小企業が商社に頼らず、直接取引を実現するための支援サービスを提供している。
2019年4月より(公財)横浜企業経営支援財団にて横浜市企業のための国際ビジネスマッチングや海外展開も支援中。
2020年4月より(一社)Glocal Solutions Japan 認定専門家 「貿易戦略コンサルタント」として活動中。