ライバル激減!? いよいよ輸入ビジネスにチャンス到来!
昨今の対ドルの為替相場は本当に目が離せませんね。1ドル=150円を突破したかと思ったら、わずか10日程度で10円以上の円高という見事な乱高下を繰り返しています。
ちょうど私がアメリカへ留学していた1990年代後半の為替相場が、1ドル=145円前後の円安の時代で、当時貧乏学生の私にとってはアメリカで販売されているモノが何もかも高く感じられ(実際に高かった)、微々たる差でも、少しでも安く買えるよう、為替レートをチェックしながらお買い物のタイミングを図っていた、その当時の感覚がまた蘇ってきました(笑)今思うと、小さな抵抗でしたね…
輸入ビジネスのライバル激減!?
実際のところ、海外から商品を仕入れる輸入ビジネスにおいて、急激な為替相場の変動、特に円安は当然ながらリスクとなります。しかも最近、ニュースやSNS等では円安で輸入ビジネスは終焉!?といった記事をよく目にする上、実際にこのタイミングで輸入ビジネスから撤退している企業や事業主が増加しているのです。
この流れに沿って、もし今輸入ビジネスを継続することに不安を感じていたり、もしくは輸入ビジネスへの新規参入を躊躇しているのであれば、これは非常にもったいないこと!
ちょっと逆の視点から考えてみて下さい。現在、多くのプレイヤーが儲からない輸入ビジネスから撤退しているということは、実はこれ、逆転の発想をすれば薄利なライバルがどんどん減少しているということ。つまり、ライバル激減の今が、絶好のビジネスチャンスなのです!
輸入ビジネスから撤退するライバル達がハマった罠
円安になると、輸入商品の価格が上がり、輸入品はこれまで以上に高価な買い物となります。だから、安さや価格差だけにフォーカスしたビジネス、例えばこれまで海外オークションやeBay、ネットショップ等の小売店から商品を仕入れて国内で転売していたり平行輸入をして利ザヤを稼いでいたビジネスモデルが立ち行かなくなるのです。
その理由としては、今回のように短期間での急激な円安や乱高下する為替相場では、一気に仕入価格が変動し安定しません。つまり、販売価格の設定が非常に難しくなるからです。しかも、元々薄利なビジネスモデルであるが故に、決済のタイミングが悪ければ仕入価格より販売価格を下げないと売れないという、悲しい逆転現象が起きる可能性もあります。これでは利益を得るどころか、一気に赤字転落ですよね。こうなると輸入ビジネスから撤退せざるを得ず、これがライバル達がハマった罠とも言えます。
いよいよ輸入ビジネスにチャンス到来!
これまで価格破壊や価格競争で市場を荒らしていたライバルが激減するワケですから、この難しい局面を乗り越えた事業者や新規参入する方にとっては、これからビジネス環境が一気に好転することになり、いよいよチャンス到来となります。
ちなみに、薄利で輸入ビジネスから撤退せざるを得ない業者や事業主の最大の問題点としては、きちんとした仕入れルートを確保していないということです。「きちんとした」って表現が曖昧ですが、要は、卸売価格で商品を仕入れるということです。
海外オークションや小売サイトからではなく、ちゃんとメーカーや製造元と繋がって、最も競争力のある卸売の価格で、安定的に商品を仕入れる仕組みを構築しているかどうかが重要なポイントとなります。どれだけ頑張って必死で商品リサーチしても、小売価格での仕入れには限界があり、卸売価格には到底及びませんしね。
これから輸入ビジネスで勝ち残るために
これから輸入ビジネスで勝ち残るためには、要は、いかに商品を安く仕入れられるか、そのためのルートや仕組みをしっかりと構築できているかが、今後の輸入ビジネスの命運を分けるとも言えますね。
なので、もし今、きちんとした仕入ルートを確保せずに輸入ビジネスに取組んでいるのであれば、早急にビジネスを見直し、仕組みを整える最後のチャンスとも言えます。そして、もしこれから輸入ビジネスに新たに参入するのであれば、最初からメーカーとしっかり繋がり、仕入ルートの確保やビジネス全体の仕組みを構築することで、ライバル激減の中、スムーズなスタートが切ることができるのです。
いずれにしても、厳しい環境だからこそチャンスが生まれるワケで、このチャンスを上手く活かすためにも、そこは是非とも専門家にご相談ください。円安などの外的環境に影響を受けにくい輸入ビジネスの構築を、個々のケースに寄り添いながら一緒に取組むことができます。
とは言え、輸入ビジネスは物販ですので、まずは商品が必要となります。そこで、どんな商品を選ぶのが正解か、私がこれまで20年以上に渡り専門商社で輸入事業に携わり、商品企画開発やバイヤーとして蓄積してきたリアルな目利き&商品選びの知識や経験等をまとめたスペシャルな一冊、2022年度版 輸入ビジネスの最新トレンドを分析したマニュアルを特別無料でお届けしています。ご興味ある方は、是非受け取ってくださいね。
お申込はこちらから ↓↓↓
自分だけが扱える海外商品の直接取引をコーディネートする貿易戦略コンサルタント。
中小の専門商社及び輸入車インポーターにて20年間に渡り、15ヵ国・100社以上の海外企業との交渉や売買・独占販売契約の締結、貿易実務、国際物流など海外業務全般に携わる。また、米国ラスベガスでの就労経験も持つ。
言語の壁、貿易の経験や知識不足等により海外ビジネスに積極的に取組めない中小企業が商社に頼らず、直接取引を実現するための支援サービスを提供している。
2019年4月より(公財)横浜企業経営支援財団にて横浜市企業のための国際ビジネスマッチングや海外展開も支援中。
2020年4月より(一社)Glocal Solutions Japan 認定専門家 「貿易戦略コンサルタント」として活動中。