本当に輸入ビジネスで「失敗は何度しても大丈夫」なのか!?
なにか新しいことにチャレンジする時、自分の背中を押すために「失敗は何度しても大丈夫!」、「いくらでもやり直しはできる!」と自分自身に言い聞かること、ありますよね?
私は、迷ったり不安を感じた時はよく念仏のように唱えています(笑)
発明王のトーマス・エジソンは、電球の発明に至るまでに実に1万回もの失敗をしましたが、「失敗ではない。上手く行かない方法を1万とおり発見しただけ」と語ったエピソードはあまりに有名です。とてもポジティブな気持ちになるので、私は考え方としては大好きです。
ですが実際のところ、皆さんが輸入ビジネスで1万回もの失敗を繰り返したらどうでしょう?ハッキリ言って、破産です(泣)
輸入ビジネスでの失敗について
1万回はさすがに大袈裟ですが、それでも何度も何度も失敗して、いくらでもやり直しができる余裕はまずありませんよね。しかも正直なところ、やっぱり「失敗したくない!」というのが本音でしょう。
輸入ビジネスでの失敗は、金銭的な損失に直結します。最悪なケースだと、家族が路頭に迷ったり、雇用が維持できなくなったり、会社を倒産させる可能性だって十分ありえるワケです。こんなことを言ってしまったら、誰も怖くて輸入ビジネスにチャレンジできないじゃないか!ってなると思うのですが、実は話はここからなのです。
そもそも何が失敗なのか?
誰も失敗はしたくない。でも、そもそも「失敗」って何なのか?
エジソンの言葉を借りるとしたら、「上手く行かない方法」です。つまり、どうしたら失敗するかが事前に分かっていれば、誰でも避けて通ることができます。
だから何をしたら失敗するのか、最悪な事態がどういうことで、どういう時に起こるのか、そこまで落とし込んで考えて、シュミレーションしてみることです。
実際に何度も失敗するのはダメージが大きすぎますが、頭の中、つまりシュミレーションや準備段階での失敗は何度しても大丈夫ですから、何も怖がる必要はありません。
よくある失敗パターン
そこで、私が今まで見て来た中で、よくある失敗パターンをいくつかシェアしますね。
失敗① 利益が出ない
輸入ビジネスなので、ビジネスで利益が出ないのはツラいですね。輸入ビジネスで利益が出ないのには、いくつかの原因が考えられます:
・仕入れ値が高い
・輸送コストが高い
・関税が高い
・想定外の諸費用が掛かる
・最初の価格設定が低かった
輸入では、商品代の他にも輸送費や関税、通関費用、日本仕様に適合するための作業費等、目に見えないコストが発生します。
これらのコストを事前に把握せずに価格設定してしまうと、実は全然儲かってなかった…という致命的な失敗に繋がってしまうのです。
失敗② 輸入できない
輸入ビジネスを始めるにあたり、基本的には特別な資格や許可は必要ありません。ですが、やはり食の安全や健康、医療に関わるもの、アルコール類や動植物など、一部の商品には許認可が必要な場合もあります。また、外国では許可されていても、日本では輸入が許可されていない成分や規格基準もあります。
こういったことを事前にチェックせず、輸入しようとしても税関で輸入許可が降りません。税関で輸入許可が降りなければ、廃棄か積戻しとなりますので、大きな損失です。事前の情報収集不足が原因の致命的な失敗といえます。
失敗③ 過剰な在庫を抱える
数量と価格は相関関係にあります。つまり沢山買うと安くなるということです。そこで、価格を下げるため、もしくは輸送効率を上げるために、無理して過剰なオーダーをしていませんか? もちろん安く仕入れることは、高い利益率を確保する上で重要ですが、それにより過剰在庫を抱えてしまっては本末転倒です。倉庫代もタダではありません。数量と価格のバランスの良いところを事前にシュミレーションすることで、失敗を回避することができます。
以上3つのパターンを紹介しましたが、正直まだまだ伝えきれません。ただ、失敗をゼロにすることは難しいかもしれませんが、事前にしっかりと情報収集したりシュミレーションすることで、失敗によるダメージやリスクを最小限に抑えることは十分可能です。
そのためにも、どこでも手に入るネットの情報ではなく、ちゃんと信頼できる専門家やリソースから正しい情報を得ることが大切ですね。もし、いま手にしている情報が正しいかどうか自分で判断できない、何をどうシュミレーションすればいいか分からないと悩んでいるなら、ぜひ個別にご相談ください。
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中小の専門商社及び輸入車インポーターにて20年間に渡り、15ヵ国・100社以上の海外企業との交渉や売買・独占販売契約の締結、貿易実務、国際物流など海外業務全般に携わる。また、米国ラスベガスでの就労経験も持つ。
言語の壁、貿易の経験や知識不足等により海外ビジネスに積極的に取組めない中小企業が商社に頼らず、直接取引を実現するための支援サービスを提供している。
2019年4月より(公財)横浜企業経営支援財団にて横浜市企業のための国際ビジネスマッチングや海外展開も支援中。
2020年4月より(一社)Glocal Solutions Japan 認定専門家 「貿易戦略コンサルタント」として活動中。