インバウン丼に学ぶ！守りに入った方が、リスクな理由

ちょうど中国の春節と重なった、2月の3連休が明けた今朝のニュースは、中国をはじめ海外からのインバウンド旅行客の話題で持ち切りでした。その中でも特に注目されていたのが日本の物価。

外国人観光客で賑わうニセコでは、キッチンカーで販売されるかつ丼やラーメンが一杯3,000円！

豊洲の千客万来では、うに丼が6,000円、超高級海鮮丼「皇帝」が18,000円。高額な海鮮丼には、「インバウン丼」の異名も付けられているそう（笑）

 

 

さすがにその価格は、「日本人にはムリ！」の声も上がる始末。ところが、我々日本人にとってかなり高額に感じるこの価格は、外国人観光客にとっては「安い」そうで…

当然、インバウン丼を食している日本人客は殆どおらず、観光に来た日本人大学生カップルは、あまりの高値に海鮮丼を諦め、場外で厚焼き玉子とあら汁を食すという何とも言えぬ格差を見せつけられ、朝から悲しい気持ちになりました。

しかもこの格差は、今後さらに広がると思います。もう、値の張るご馳走は、私達の口には入らないのか…泣

 

国内高級市場のターゲットは誰？

ホテル、レストラン、娯楽など日本国内の高級市場の多くは、既に日本人ではなく、外国人がターゲットとなっています。日本に存在している施設や商品、サービスではあるものの、日本人は蚊帳の外とは、何とも悲しいですよね。

これは、私達はもやは高級市場の消費者ではなく、商品やサービスを提供する労働力としての存在価値ということになります。

いまから20～30年前までは、海外に渡航すれば、何でも日本よりモノが「安い」ため、どんどん海外で散財できて…いまとは真逆だったんですけどね。

 

守りに入った方が、リスクな理由

バブル崩壊後、安心・安定を求めて「守り」に入った結果が、いま。
守りに入った瞬間から、成長は止まってしまうのです。これは、人もビジネスも国も同じ。

いまの日本は、安心・安定が一番！と守りに入ってリスクを回避したつもりが、周りがどんどん成長を遂げる中、いつしか置いてけぼり状態…

結局、守りに入ってしまったことで、後から取り返しのつかないことになってしまったのです。これではリスク回避どころか、リスク増大です。

 

節約術でインバウン丼は食べられる？

例えば、この物価高の中、家計を守るための「節約術」という記事をよく目にします。

勿論、節約は大事なことですが、あくまでも収入限度内でのやりくりの工面であり、いくら節約術を極めたところで、そこに「成長」、つまり収入UPに繋がる要素は、残念ながらほぼ皆無です。

ずっと限られた上限の範囲内でやりくりを続けることになるため、節約疲れで心は荒み、いつしか貧困に…の可能性もあります。しかも、守りの姿勢では限界があり、インバウン丼は夢のまた夢、いつまで経っても食べられません！

 

リスクを取ればインバウン丼は食べられる？

逆に、収入UPに繋がる方法を色々模索したり、挑戦してみる方が、一見リスクが高そうでも、節約一辺倒に比べて遥かに収入UPに繋がる可能性が高くなります。

根拠のない、または許容を超えたリスクテイクは単なるギャンブルですが、ある程度の不確実性を許容し、自分自身の幅を広げることが成長に繋がります。

しかも成長に伴い収入がUPすれば、誰にも遠慮せずインバウン丼が食べられます！笑

 

私は、率直に、インバウン丼をお腹いっぱい食べたい！
そして、日本人として日本に居住する限り、労働力ではなく、消費者として適切に扱われたい！と強く感じます。

美味しいモノ、価値あるモノは外国人観光客のためのもではなく、私たち日本人も同様に手に入れ、豊かさを享受できる存在であるべきではないかと。

安心・安定から抜け出して、新たな挑戦がしたい！
このままだと何かが違う！
インバウン丼を飽きるほど食べたい！笑
と、ハングリーで進化する覚悟がある方は、是非、私共にご相談ください。